醸し人九平次と伊藤千穂さんのぐいのみ(愛知)
しぼりたての季節、ということで今回は愛知県の銘酒「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」のうすにごりを伊藤千穂さんのぐいのみで飲んでみたいと思います。
醸し人九平次を造っているのは萬乗醸造さん。愛知県名古屋市にある酒蔵で、創業は正保4年(1,647年)。「九平治」は当主が代々襲名する名前で、現在は15代目。そんな15代目が立ち上げたブランドが「醸し人九平次」であり、自分たちの手で作った米を原料に造られています。
そんな醸し人九平次を注ぐのは、伊藤千穂さんのぐいのみです。
伊藤千穂さんは名古屋市の生まれ。ヘアーサロンに勤務された後、愛知県立窯業高等技術専門学校を卒業し、現在は名古屋市の北東、瀬戸市で制作をされています。織部焼も多く作られている作家さんですが、今回は金銀彩による模様が特徴的な「煌」というシリーズのぐいのみを購入しました。
それではさっそく一杯頂きます。雪を思わせるうすにごりがなんとも美しい。
立ち香はブドウのよう。口に含むとまずフレッシュな酸味を感じます。ピリッと舌が刺激され、スッキリ飲みやすい味わいです。旨味がありながらも重たくはなく、和食だけでなく軽めの洋食などにも合いそうな味です。
表現の形は違えど、作り手の美学が感じられる愛知の酒と器です。
醸し人九平次 うすにごり
原材料 | 米(国産) 米こうじ(国産米) |
原料米 | 黒田庄産山田錦100% | アルコール分 | 16度 |
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