萬寿鏡F60(新潟)

先日新潟に行く機会があり、その時に道の駅でおすすめされた「萬寿鏡F60(ますかがみえふろくまる)」を今日は飲んでみたいと思います。

F60を造っているのは株式会社マスカガミさん。創業は1892年。新潟県の内陸部、加茂市にある酒蔵で、市内を流れる加茂川の側にあります。「萬寿鏡」をはじめ、甕に入った日本酒「甕シリーズ」やリキュールなど個性的な商品を発売している酒蔵です。

そんな中、今回飲むのは「アルファベットライン」と銘打たれているブランド。「F」は「普通酒」を表し、数字は精米歩合となっています。つまり「F60」は「精米歩合60%の普通酒」。この精米歩合であれば通常なら吟醸酒のスペックなのですが、農家さんがわずかな乾燥不足という規格外の米を作ってしまい、そちらを使用して仕込んでいるので普通酒という扱いになるそうです。

それではさっそく頂きます。

開栓すると吟醸のようなよい香りがします。口に含むとまろやかな甘さがあり、スッと喉を通っていきます。新潟といえばスッキリした辛口が多い印象なので、よい意味で驚きがありました。魚などの淡泊な料理よりは、少し濃いめの味付けのものと合わせるとよいかも知れません。

アルファベットラインは普通酒のFの他に純米酒の「J」があり、さらに精米歩合も異なりそれぞれ味わいが違うと説明をして頂いたので、他のラインも飲んでみたくなりました。また新潟に行った時などはまた探してみたいと思います。

萬寿鏡F60

原材料米(国産) 米麹(国産米) 醸造アルコール
精米歩合60%
アルコール分15度

株式会社マスカガミHP

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