吹きガラスでグラス作り(群馬)
膨らませ終わったところで、木の板をグラスの底になる部分に当て、平らにしていきます。ここで力を入れすぎるとグラスの形が変わってしまうので、優しく押し当てていきます。
グラスの底ができたら、先生が別な竿を底につけてくれます。その後、飲み口になる部分に切り込みを入れ、先生の合図でハンマーで叩くとグラスが外れ、底に竿がつき飲み口が加工できるようになります。
ここからは「はし」という道具で飲み口を広げていきます。右手の握力ではしの開き具合を調整し、竿を転がしながら飲み口を成形していきます。
最後に、飲み口の下の部分を内側からはしで押し下げ、くびれてしまった部分を修正していきます。
急速に冷やすとグラスが割れてしまうため、ゆっくり1日かけて冷やし、翌日以降受け取りか宅急便で配送されることになります。なので伊香保温泉で一泊二日の予定を組み、1日目にガラス吹き体験をして翌日受け取るのがおすすめです。
二人で体験し、できたグラスがこちら。一人30分くらいで制作することができました。泡の他に、クラックが入ったグラス、色を2色使ったグラスなどもオプションで作れるそうです。日本酒用には少し大きいかも知れませんが、自分で吹いたグラスで一献、というのもオツだと思います。
次回はこのグラスで日本酒を飲んでみたいと思います。