風が吹く(福島)

先日会津に行った際に寄った酒屋さんで、ずっと気になっていたお酒を購入しました。今日は「風が吹く(かぜがふく)」を飲んでみたいと思います。

「風が吹く」を造っているのは白井酒造店さん。福島県会津美里町にある酒蔵で、創業は明和2年(1765年)。「風が吹く」の他に、「萬代芳」や「伊佐須美の杜」といった銘柄があります。

「風が吹く」は現在の杜氏が生み出した銘柄で、山廃仕込みをメインとしている蔵の経験が存分に活かされています。地元で栽培された酒米「五百万石」を使用し、生酒のまま出荷されるのも特徴です。

それではさっそく一杯頂きます。

香りは甘く華やか。味も円やかで爽やかな甘みをまず感じますが、芯に山廃らしい複雑な旨味が感じられます。そのバランスが素晴らしく、体に沁みていくような感じがします。

伝統の上に新しい風を吹き込んでいるお酒です。

風が吹く 山廃仕込 純米吟醸生酒 うすにごり

原材料米(国産) 米こうじ(国産米)
原料米会津産有機栽培五百万石(100%)
栽培者自然農法『無』の会
精米歩合50%
アルコール分16度
日本酒度±0
酸度1.5

福島県観光情報サイト ふくしまの旅