榮川 立春朝搾り(福島)

日本名門酒会さんで企画されている「立春朝搾り」。新しい春の訪れを寿ぐ縁起物ということで、予約していたものが今日届きました。ということで今回は「榮川(えいせん)」を飲んでみたいと思います。

榮川を造っているのは榮川酒造さん。福島県の最高峰、磐梯山の麓にある酒蔵で創業は明治2年(1869年)。榮川の他に「榮四郎」という銘柄や焼酎なども造っています。

そんな榮川酒造さんも参加している「立春朝搾り」は、その名の通り立春の朝に搾り、お祓いを受けてその日のうちに酒屋さんに納められるしぼりたての生酒。そのため、流通は蔵元近郊に限られています。

それではさっそく一杯頂きます。

立ち香は青リンゴのようなフレッシュな香り。口に含むとその香りとまろやかな甘みが感じられ、とても爽やかな飲み口です。厳しい冬の後、命が芽吹く春を先取りしたような、生命感ある味わい。一人でしみじみ、というよりは、誰かと語り合う場に相応しいお酒の気がします。

今年は気兼ねなく誰かとお酒を飲み交わせるようになることを祈りつつ。よい年になることを予感させてくれるようなお酒です。

榮川 立春朝搾り 純米吟醸生原酒

原材料米(国産) 米麹(国産米)
原料米美山錦100%(会津産)
酵母ふくしま煌酵母
精米歩合55%
アルコール分17度

榮川酒造株式会社HP

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