穏スパークリング(福島)

12月に入り、クリスマスや年末も近づいてきました。そこで今回は、洋食や華やかな席にも合わせやすい日本酒をご紹介したいと思います。「穏(おだやか)スパークリング」です。

この日本酒は福島県郡山市の仁井田本家さんが造る「穏(おだやか)」という銘柄のひとつ。仁井田本家さんは創業1711年。農薬、化学肥料を一切使わない「自然米」と自社の近くに湧き出る天然水を仕込水として使う、「自然酒」を標榜している蔵元です。「穏」は食中酒として造られたブランドで、名前の通り、穏やかな甘みと瑞々しさを備えており、私も好きなお酒の一つです。他に、より甘口の「しぜんしゅ」、辛口の「田村」といった銘柄があります。

仁井田本家の酒蔵
入口には大きな樽が

そんなわけでさっそく頂いてみたいと思います。栓はコルクになっているので注意深く開栓。

うすにごりで豊かな泡。ほのかにヨーグルトのような香りがします。

甘味が少なく、スッキリとしてまるで辛口の白ワインのような味わい。炭酸でアルコール分も低めなので、とても飲みやすいです。最後はわずかな辛味と苦みがあり、口をサッパリさせてくれます。これであれば和食はもちろん、洋食に合わせてもおいしく頂けると思います。年末年始の食事のお供にいかがでしょうか。

通常の「穏」とはまた違う味わいなので、機会があればそちらもご紹介したいと思います。

穏スパークリング

原材料米・米糀(国産100%)
精米歩合70%
アルコール分12度

仁井田本家HP


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