北関東の焼き物の里へ

先日、益子焼の里である栃木県益子町でミニ陶器市が開催されていたので、あわせて笠間焼の産地である茨城県笠間市に行ってきました。

朝に出発し、高速道路でまずは笠間市へ。茨城を中心に店舗を展開するチェーン店「ばんどう太郎」の名物、味噌煮込みうどんでまずは昼ご飯。

腹ごしらえの後は、多くの作家さんの作品が集まる笠間焼共販センターに向かいます。

たくさんの器が展示されているので、好きな作家さんなどの情報収集をすることができます。

次に向かったのは共販センターから程近い茨城県陶芸美術館。

こちらのミュージアムショップでは全国津々浦々の陶芸作品が展示販売されており、素敵な作品ばかりで目移りしてしまいます。美術館の周りは公園として整備されており、焼き物を展示するギャラリーや食べ物を販売するショップなどが集まっているため一日ゆっくり過ごしても飽きないスポットになっています。また改めて来てみたいなと思いました。

さて、もう一つの目的地益子町に向かいます。

40分ほど車を走らせ、益子焼窯元共販センターに到着しました。

センター前の広場にはテントが設営され、作家さんたちが作品を販売していました。センターの周りにも陶芸店があり、何店舗か見て回りながらおちょこやぐいのみを購入しました。

いくつか購入したのでそのうち2つをご紹介。こちらは笠間焼の作家、坪内孝典さんのぐいのみ。シンプルな形と、ガラス質になった表面の模様が愛らしい作品です。

そして益子焼の作家、福島晴雄さんのおちょこ。黄色がかった釉薬の上に描かれた椿と、少し歪んだ形が優しい雰囲気の作品です。

笠間市も益子町も多くの陶芸店やギャラリーがあり、町全体に焼き物の文化が根付いていました。多くの作家さんを受け入れ、多様な作風が魅力と言われる笠間と益子。その雰囲気の一端に触れられたような気がします。

最後に地元の酒屋さんで日本酒を購入し帰途に。次回とその次は今回購入した酒器と日本酒を紹介したいと思います。

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