来福(茨城)

先日茨城県笠間市に行った時に笠間焼のぐいのみを購入したので、今日はそれで「来福(らいふく)」を飲んでみたいと思います。

来福を造っているのはその名も来福酒造さん。創業は1716年、茨城県筑西市の田園地帯の中にある酒蔵です。酒造りに天然の花から発見された「花酵母」を使っており、来福の他に「真向勝負」といった銘柄があります。

そんな来福を注ぐのが、笠間焼の武伸也さんのおちょこです。

シンプルな形ですが、側面に施された線象嵌がアクセントになっています。この器を購入した秋を思い起こさせる、赤っぽい色味も気に入っています。

それではさっそく一杯頂きます。

純米吟醸ですが吟醸香はあまりなく、おだやかな立ち香。味も酸味や甘味が突出することがなく、まとまったバランスです。ひやおろしらしい旨味のある味わいを感じます。

実りの秋を迎えた穏やかな茨城を思い出させる酒と器です。

来福 純米吟醸 ひやおろし

原材料	米　米こうじ
原料米	兵庫県産兵系酒十八号100%使用
精米歩合	55%
アルコール分	16度
酵母	東農大分離株

来福酒造HP

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