ばがねっか(焼酎・福島)
お店で飲んだ米焼酎がとてもおいしかったので紹介したいと思います。福島の「ばがねっか」です。
「ばがねっか」は福島県の最西端、只見町で作られている米焼酎「ねっか」シリーズのひとつ。この只見町は父の地元で、蒸留所が創業した2016年から注目してスタンダードなねっかは飲んでいました。このスタンダードなねっかも十分おいしいのですが、ばがねっかは精米歩合60%の酒米を使用した、いわば吟醸の焼酎。その違いは驚くようなものでした。
ばがねっかは使用する酒米によって3種類あり、今回飲むのは福島県の酒造好適米「夢の香」を100%使用した「参型」。その特徴はなんといっても華やかな香りだと思います。ボトルを開けた途端に立ち上がってくる香りは、今までに嗅いだことのないような吟醸香。焼酎をそれほど飲んでいるわけではありませんが、この香りだけで自分の中の焼酎の概念が変わりました。
この香りを楽しむために、おすすめの飲み方はロックかストレートです。米の旨味がありつつも、焼酎らしいスッキリとした味わいで、特に和食との組み合わせは抜群です。
只見町の豊かな自然と美しい水で作られる米焼酎。日本酒好きの方にもぜひ飲んで頂きたい一本です。
ばがねっか
原材料 | 米(只見町産) 米麹(只見町産米) |
使用品種 | 夢の香100% |
栽培圃場 | 只見町大字梁取字森戸 |
精米歩合 | 60% |
使用酵母 | 福島県産酵母 |
蒸留方法 | 減圧蒸留 |
アルコール分 | 25度 |