石鎚と砥部焼のおちょこ(愛媛)
先日行った全国大陶器市で砥部焼のおちょこを購入したので、愛媛県の「石鎚(いしづち)」を飲んでみたいと思います。
石鎚を作っているのはその名も石鎚酒造さん。西日本最高峰「石鎚山」から名前を取ったそうで、その麓にある愛媛県西条市に蔵を構えていらっしゃいます。純米酒、純米吟醸酒を中心に、「食中に活きる酒造り」を目指して蔵元のご家族を中心として酒造りをされているそうです。
そんな石鎚を注ぐのは砥部焼のおちょこ。
愛媛県の山間にある砥部町で作られている焼き物で、やや厚手の白磁に、呉須という薄い藍色の図柄が特徴です。大陶器市で見かけた時、この素朴で温かみのある姿に惹かれて購入しました。
それではさっそく頂きます。
吟醸香は穏やか。甘味や旨味にまとまりがあり、飲みごたえがある感じがします。終盤も米の旨味が余韻として口の中に残り、様々な料理と相性がよい気がします。蔵元の目指されている「食中に活きる酒」というのが分かります。
素朴で安心感のあるお酒と器でした。
石鎚 純米吟醸 緑ラベル
原材料 | 米(国産) 米麹(国産米) |
原料米 | 山田錦 21%(兵庫県産) 松山三井 79%(愛媛県産) |
精米歩合 | 山田錦 50%(麹米) 松山三井60%(掛米) |
日本酒度 | ̟+4 |
酸度 | ̟1.6 |
使用酵母 | ̟自家培養酵母 KA-1 |
アルコール分 | ̟16 |