錫ぐいのみを作る(新潟)

錫製の酒器に憧れがあったのですが、錫ぐいのみ作り体験ができるということで新潟県に行ってきました。

というわけでやってきたのは燕市産業史料館。金属加工で有名な新潟県燕市にある、「日本で初めて『産業』という言葉を取り入れた史料館」(公式HPより)です。

燕市産業史料館
燕市産業史料館

入館料を支払い、案内された体験工房へ。手続きを済ませ、直径9cm 厚さ2mmの錫の板をもらい、係員さんの指導を頂きながら作業をしていきます。

材料と道具
材料と道具

まずは一番大きい型に錫板をセットし、その型に合うように木づちで叩いていきます。まずは周辺部から中心に、左手で少しずつ回転させながらリズムよく打っていくのがコツだそうです。

錫板の形が出来てきたら、傾きや打つ場所を変えながら型にはまるように整えていきます。打った時の音や感触が頼りです。

1番目の型に形が合うようになったら、段々と小さくなる2番目、3番目の型で同じ要領で加工していきます。

2番目の型

3番目の型を使い、最終的にこのシリコンの型に合うように加工します。ここまで出来たら次の工程に入ります。