ロ万 純米大吟醸 福乃香(福島)
今回は私が好きな「ロ万(ろまん)」シリーズの新しいお酒を飲んでみたいと思います。
ロ万を造っているのは、このブログでも何度かご紹介している花泉酒造さん。蔵の名を冠した「花泉」と、原材料全てを福島県産で仕込んだ「ロ万」の銘柄があります。今回飲むのは、福島県が15年をかけて開発した酒造好適米「福乃香(ふくのか)」を使用した新しい商品。福乃香はお米の心白が大きく吟醸、大吟醸に向いている酒米で、新しいいロ万も純米大吟醸となっています。
それではさっそく一杯頂きます。
香りは甘く爽やか。口に含むとロ万らしい円やかな甘みがあり、メロンやバナナの様な味わいです。しかし味の輪郭が通常のロ万よりはっきりしており、キレが増している感じがします。これが福乃香の味わいでしょうか。香りも華やかなので、食前酒によいと思います。
福島の新しい酒米が生んだ、新しさも感じるお酒です。
ロ万 純米大吟醸 福乃香
原材料 | 米(南会津産) 米麹(南会津産米) |
原料米 | 麹米:福乃香 |
掛米:福乃香 ヒメノモチ | |
精米歩合 | 50% |
アルコール分 | 15度 |