橙の英君(静岡)
今日は「英君(えいくん)」シリーズの一本、オレンジのラベルも鮮やかな「橙の英君」を飲んでみたいと思います。
英君を造っているのは英君酒造さん。静岡県静岡市にある酒蔵で、創業は1881(明治18)年。全ての日本酒を静岡酵母で醸しており、料理に寄り添う酒作りを目指しています。
英君の純米吟醸には山田錦など特定の酒米を使用したものがあり、橙の英君には雄町が使われています。これをやや華やかな香気成分を出す静岡酵母「CA-50」で仕込んだものがこのお酒です。
それではさっそく一杯いただきます。
香りは爽やか。口に含むとしっかりした甘味とバランスのよい酸味、後味にはわずかな辛味、渋みがありスッキリと飲みやすいです。飲み口が重すぎず軽すぎずちょうどよいので、少し濃いめの味付けの料理とも合わせても負けないお酒だと思います。
ラベルの色のようなおおらかな印象のお酒です。
橙の英君 純米吟醸 備前雄町
原材料名 | 米(国産) 米麹(国産米) |
アルコール分 | 15度 |
原料米 | 岡山備前雄町100% |
酵母 | 静岡CA50 |
精米歩合 | 55% |
日本酒度 | ±0 |
酸度 | 2.1 |
杜氏名 | 粒来保彦 |