日高見と広瀬窯のおちょこ(宮城)
今日は父の日ということで、父のリクエストがあった魚介料理に合わせて宮城県の「日高見(ひたかみ)」を選びました。「魚でやるなら日高見だっちゃ!!」というキャッチコピーが頼もしいです。
日高見を醸造しているのは宮城県石巻市にある平孝酒造さん。港町石巻の駅の近くに店を構える、1861年創業の蔵元です。
そんな日高見を注ぐ器は、仙台市にある広瀬窯、加藤晋さんのおちょこ。
雪の結晶のようなキラキラした模様が特徴的です。これは「結晶釉」といい、亜鉛を調合した釉薬をかけて焼成することで、このような変化が窯の中で起こるんだそう。内部も青色と結晶による美しい表情を見せてくれます。
そんなおちょこでさっそく一杯。
スッキリとした辛口。甘味酸味は程よく、米の旨味が感じられます。焼き魚に合わせると舌の塩味を洗い流し、刺身などと食べると魚介の旨味を引き立ててくれます。きれいで飲みやすいので料理もスイスイ進みます。
港町石巻で醸されてきた、海の雰囲気を感じるお酒です。
日高見 純米酒
原材料 | 米(国産) 米麹(国産米) |
原料米 | 山田錦100%(兵庫県産) |
精米歩合 | 60% |
アルコール分 | 15度以上16度未満 |