天美 純米吟醸(山口)

今日は以前から気になっていた「天美(てんび)」を飲んでみたいと思います。

天美を造っているのは長州酒造さん。山口県下関市にある酒蔵で、創業は1871(明治4)年。この地に元々あった「児玉酒造」さんを事業承継し、2019年に新しい蔵が作られました。以来、藤岡美樹さんを杜氏として「天美」を醸造しています。

それではさっそく一杯頂きます。

開栓すると微かにガスが漏れる音。香りはリンゴやパイナップルのよう。口に含むと舌に微かな発泡感があり、その上を瑞々しい甘味と酸味が通っていきます。サイダーのようなバランスですが、もっと瑞々しい味です。飲み口が軽めなので、スイッと飲めてしまいます。淡泊な魚料理や野菜料理と合うのではないでしょうか。開栓後も味が変わっていく、という酒屋さんも言っていたので、そこも楽しみにしています。

また新しい歴史を刻み始めた蔵の、新鮮な味わいのお酒です。

天美 純米吟醸

原材料名米(国産) 米麹(国産米)
精米歩合60%
アルコール分15度(原酒)

長州酒造株式会社HP