萬勝 ひまわり酵母のお酒(長崎)

今日はひまわり酵母を使った、夏限定の「萬勝(ばんしょう)」を飲んでみたいと思います。

萬勝を造っているのは吉田屋さん。長崎県南島原市にあり、創業は1917(大正6)年。「跳ね木」と呼ばれる巨木を使い、てこの原理でお酒を搾る「はねぎ搾り」を現蔵元から復活させた酒蔵です。はねぎ搾りは手間がかかる非効率な手法なのですが、酒袋を搾りきらないことで最後に出てくるお酒の嫌な味が搾り出されず、純な味わいを造ることができるんだそうです。

今回はそんな萬勝の中でも、夏らしくひまわりの花から分離された酵母を使って造られたものを購入しました。油絵のようなタッチのひまわりが描かれたラベルも可愛いです。

それではさっそく一杯頂きます。

アルコール感のある香り。口に含むととろりとした舌ざわりで、甘さと若干の酸を感じます。16度とアルコール度数も高いので、飲みごたえのある味わいです。氷を入れてロックにしたり、炭酸を加えてソーダ割りなどにしてもよいのではないでしょうか。

夏の暑さに負けない力強さのあるお酒です。

萬勝 ひまわり酵母のお酒

原材料名米(国産)・米麹(国産米)
アルコール分16度以上17度未満
精米歩合60%
使用酵母SUNF-5 (向日葵の花酵母)

合資会社 吉田屋HP