上川大雪と淳工房のグラス(北海道)
11月に入り、めっきり寒くなってきました。今日はこのお酒で北の大地に思いを馳せてみます。「上川大雪(かみかわたいせつ)」です。
上川大雪を造っているのは、その名も上川大雪酒造さん。緑丘蔵(りょっきゅうぐら)と碧雲蔵(へきうんぐら)の2つの蔵を持つ酒蔵ですが、今回飲む上川大雪は北海道上川郡上川町にある緑丘蔵で造られています。クラウドファンディングによる支援を受け2016年に新設された新しい酒蔵で、日本酒を通して北海道ブランドを世界に発信することを目標としています。目指すお酒は、北海道弁で「ついつい飲んでしまう酒」を意味する「飲まさる酒」だそうです。今回は蔵の看板ともいえる特別純米を購入しました。
そんな上川大雪を注ぐのは、淳工房さんのグラスです。
このグラスを作っているのは旭川にある淳工房さん。つららのような形で自立しないグラスを、木の台に挿して置きます。渦のように入っている気泡が、海や吹雪にも見えます。北海道の大地や海を想像させる気がします。
それではさっそく一杯頂きます。
甘味、酸味が瑞々しく、爽やかな味わい。スッキリとしていて、ついつい盃を重ねてしまう、まさに「飲まさる酒」。魚介を使った和食や、洋食にも合うのではないでしょうか。
北海道の爽やかな風を感じるようなお酒とグラスです。
上川大雪 特別純米
原材料 | 米(北海道産) 米こうじ(北海道産米) |
精米歩合 | 60% |
アルコール分 | 16% |