七賢と小林幸市さんのカップ(山梨)
今日は「七賢(しちけん)」を小林幸市さんのカップで飲んでみたいと思います。
七賢を造っているのは山梨銘醸さん。山梨県北斗市にある酒蔵で、創業は1750年。普通の日本酒の他、スパークリングにも力をいれていらっしゃる蔵です。今回はインターナショナル・ワイン・チャレンジ SAKE部門 純米酒の部で2019年に金賞を受賞した純米酒「風凛美山(ふうりんびざん)」を購入しました。
そんな七賢を注ぐのは、小林幸市さんのカップです。
小林さんは1955年東京の生まれ。油絵などを学ばれたあと、自分で使う器を作るため陶芸を始めたそうです。平成元年から山梨県上野原市に移住し、作陶されています。
今回購入したカップは、素地の上にかけた化粧土を、ひっかいたりなどして線や模様を描く「掻き落とし」という技法が使われています。手びねりで作られた温かみのある形と、掻き落としによるどこかファンシーな雰囲気が気に入っています。
それではさっそく一杯頂きます。
リンゴのような香り。口に含むとブドウのような爽やかさと瑞々しさを感じます。ラベルによると辛口に分類されるそうですが、確かに甘さも控えめでスッキリとした味わいです。淡泊な魚料理や、あるいは軽めの洋食などにも合うのではないでしょうか。
山梨の豊かな森と水を感じる酒と器です。
七賢 風凛美山
原材料 | 米(国産) 米麹(国産米) |
精米歩合 | 70% |
アルコール分 | 15度 |
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