雨過天青(神奈川)

神奈川に住む知人に勧められた「雨過天青(うかてんせい)」を今日は飲んでみたいと思います。

雨過天青を造っているのは熊澤酒造さん。神奈川県茅ケ崎市にある酒蔵で、創業は明治5年(1872年)。”湘南唯一の蔵元”で、日本酒の「天青」シリーズの他、ブルワリーとして湘南ビールを造っていらっしゃいます。

「雨過天青」という名前は、古代中国の皇帝が理想の青磁の色を表した「雨過天青雲破処」という言葉に由来します。「雨が過ぎた後の、雲が破れるようにして晴れ始めた空の青さ」という意味にふさわしい、涼やかさと潤いのあるお酒を目指してつけられたそうです。

それではさっそく一杯頂きます。

青リンゴのように爽やかな香り。味も爽やかな甘みと程よい苦みがありますが、後を引かずサラリと流れていきます。名前の通り、雨上がりの青空のような爽やかでさっぱりとした飲み口です。

湘南の海と空を想像させる、爽やかな日本酒です。

雨過天青

原材料米(国産) 米麹(国産米)
アルコール分16度
精米歩合40%
日本酒度+4.0~5.0
酸度1.7~1.9
熊澤酒造株式会社HP